TOEICリスニング勉強法 基本その5:シャドーイング

2008 年 10 月 6 日

TOEICリスニング勉強法 基本その5:シャドーイング

シャドーイングとは、英語の音声を聞いたと同時に発生してついていくTOEICリスニング勉強法です。

英文のスクリプトは見ません。

シャドーイングに慣れるには、人によっては、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、慣れてきたらTOEICリスニング勉強法の中心に据えるほど効果的なものです。

テキストを使わないので文字を読む必要がありません。したがって本を手に取る必要もありませんから、CDで英語の音声を流しておきさえすれば、手ぶらでできるのが気軽でいいです。

なんかやる気が起きないようなときでも、とりあえずCDで英語の音声をかけてしまいさえすれば、音声を聞いているうちに自然と口を動かしてしまう感じにもなります。

ですので、挫折しないためにも使えるTOEICリスニング勉強法といえるでしょう。

しかも、普通のリスニングよりも効果は断然高いときていますからやらない手はありません。

ただ、最初のうちは、そっくりそのままマネるのには結構苦戦すると思います。

流れる音声に自分の声をかぶせるような形になるので、ある意味、自分の声でCDの英語の音声をさえぎるような感じになります。

自分で発声しているまさにその最中に、次に自分が発声すべき英語の音声が流れているのです。

声を発しながらも、音声を聞き取らなければなりません。コツは、自分はあまり大きい声で発声しないことです。

なんとなくCDの音声のリズムに乗る感じでついていく感じで、でも意識はCDの音声にも向けるという感じになります。

シャドーイングという名前の通り、まさしく影のようについていきます。

はじめて聞く英文は、1度目でではうまくできないと思うので、何度か繰り返す形になるでしょう。

もしリスニング力不足で聞きとれなくても、スグにテキストを見ないほうがいいです。

できるだけ聞こえたままに発音してみましょう。1度テキストを見てしまうと、その文字のイメージが頭に残ってしまい、ローマ字読みの

影響を受けてしまう可能性があります。

何度も聞いてそれでも分らなかったら、そこではじめてテキストを見るという形でTOEICリスニング勉強法を行うのが望ましいです。

TOEICリスニング勉強法 基本その4:オーバーラッピング

2008 年 10 月 5 日

TOEICリスニング勉強法 基本その4:オーバーラッピング

オーバーラッピングはテキスト見ながら、英語の音声を聞きながら、さらに自分でも発声する、という英語勉強法です。

オーバーラッピングをこなすことにより、いままでついていけなかった英語のスピードについていけるようになってきます。

音読していると、どうしても自分のペースで読んでしまうので、スピードに対応する練習にはならないのです。

その点、オーバーラッピングは流れていく音声に、自ら声を出して強制的についていかされるので、絶対的に「やっつけ作業」になりにくいのです。

視覚、聴覚、発声の3つを同時に駆使するので必然的に集中するのです。

また、オーバーラッピングをすると、英語を1語1語読んでいたのでは間にあわないことに気づきます。

音声のスピードについていくためには、3~4語先まで同時に目をやりながら読んでいく必要があるからです。

逆に言えば、ちょっと油断して日本語のリズムで読んでしまったら、あっという間に3~4語置いていかれてしまいます。

1語油断するにつき3~4語おいていかれてしまうのですから、数秒でも気を抜いたら何十語もおいていかれてしまい、どこを読んでいるか見失ってしまうほどです。

実戦的な考え方を言ってしまうと、最初のうちはとにかくついていくので精一杯だと思います。

意味を理解しながら読もうだとか、キレイな発音をしながら読もうだとか、そういったことをする余裕はないでしょう。

お使いになっているTOEICリスニングの参考書やTOEIC問題集を凝視しながら、英文にかぶりついて行うTOEIC勉強法なので、ある意味時間の経過も早く感じられていいと思います。

そして、これは密かにリーディングの練習にもなっているのです。

このオーバーラッピングを続けることにより、単語視認のスピード、すなわち目で英文を捉えるスピードが上がります。

少し慣れてきたら3~4語まとめて捉えるようになります。ということは、視野が広がるの加えて、英語の語順でそのまま意味を取るスピードが向上するということでもあります。

リーディングにつながる勉強ということもできますので、一石何鳥かの効果があります。

ただし、リーディングは純粋に音声ナシで読む作業ですので、音声アリのオーバーラッピングはリーディングの勉強としてはあくまでも補助的な意味合いに過ぎないTOEICリスニング勉強法であることを忘れないでください。

最初はうまくついていけないと思いますので、うまく読めない箇所を部分的に発声練習をしましょう。

たいていの場合は、ついていけない所が聞き取れない所です。

TOEICリスニング勉強法はコツコツと精進する気持ちが大事になります。

がんばりましょう。

TOEICリスニング勉強法 基本その3:テキストリスニング

2008 年 10 月 4 日

TOEICリスニング勉強法 基本その3:テキストリスニング

テキストリスニングとは、スクリプトを見ながら英語の音声を聞くことです。

スクリプトというのは英語の音声が文字で書いてあるものです。

要するに、TOEICリスニング教材に付属のCD音声のスクリプトは本の方に記載されています。

テキストリスニングには、ちょっと変な言い方ですが「こういう英語の文字はこういう風に読まれるのか」と確認するような意味合いがあります。

つまり、「I sould have」を「アイ シュッド ハヴ」と読むと思っていたら、実際には「アイシャダバ」に聞こえたといった具合です。

このようにして、テキストリスニングでは音のズレを確認できますので、自分の思い込みを解消して修正することにつながります。

さらに、このテキストリスニングは目で読むスピードと英語の音声を聞くスピードがイコールですから、速読の訓練にもある程度なるTOEICリスニング勉強法とも言えます。

テキストなしで音声を聞いているときと比べると、英語を聞いているんだか読んでいるんだかちょっと中途ハンパなので注意力散漫になりがちです。

ですから、あまり連続してやるというよりも他のリスニングや音読などのTOEICリスニング勉強法にたまに挟む程度にしておくのがいいでしょう。

TOEICリスニング勉強法 基本その2:音読

2008 年 10 月 3 日

TOEICリスニング勉強法 基本その2:音読

音読するときにはコツがあります。

漫然とやっているだけでは効果はあがりません。

ポイントは、

・文の意味を認識しながら読む。意味を頭に染み込ませるつもりで。

・役者がセリフを覚えるように、そのシチュエーションをイメージして、その人になりきって感情を込めて読む。

・イントネーションをつけて読む。

・文の構造を意識しながら読む。

ことです。

文の意味を理解しながら読まなくては、英語はただの音になってしまいます。

このとき、頭の中で日本語には訳さず、英語を英語のまま、英語の語順で理解するようにしましょう。

日本語に訳さず意味を認識するために、そのシチュエーションをイメージしながら読むようにします。

「役者がセリフを覚えるように」とは、なにも文章を丸暗記するというわけではないですが、そのくらい真剣にやるということです。その人になりきると自然に感情がこもります。

感情がこもると覚えやすくなるのです。

これはこのTOEICリスニング勉強法のとても重要なポイントですので、サラっと読まず、よく覚えておきましょう。

念のためもう一度言います。

「役者がセリフを覚えるように」練習しましょう!

その際、イントネーションをつけることを忘れてはいけません。

イントネーションもそっくりそのままマネしましょう。

音の強弱をつけることにより、英語のリズムをつかめてきますし、そのように発声したほうが記憶にも体にものこりやすいです。

文の構造を意識するとは、そのままなのですが、主語、動詞、目的語などを意識しながら読むということです。

最初は慣れないかもしれませんが、時間をかけてものにしていってください。

TOEICリスニング勉強法には根気も必要なのです。

TOEICリスニング勉強法 基本その1:リスニング

2008 年 10 月 2 日

TOEICリスニング勉強法 基本その1:リスニング

リスニングとは英語の音声を聞くことです。

英語をタダ単に聞いていたのでは、上達効果は大きくありません。

英語の勉強を何年もやっても、正しいやり方をしなければ徒労に終わってしまうことになります。

まず、リスニングで注意しなければならないものの代表が「聞き流し」です。

TOEICリスニングは、実力がまだあまり足りないうちは集中力をもってしてなんとかついていけるか、理解できるか、そういうものです。

普段から英語に接する際はリスニングであれリーディングであれ、集中して取り組むことがTOEIC勉強法の基本になります。

「聞き流すだけ」という英語教材を見かけることがありますが、それだけで英語ができるようになることはありえないことです。

もし本当にそんなことができるのなら、ノーベル賞だとか、もっとすごいことになっているハズです。

もちろん、英語の聞き流しを完全否定するワケではありません。

普段の勉強時間内はしっかりと集中して勉強して、それが終わった後とか、あるいは始まる前のウォーミングアップだとか、そういったように補助的にやるのであればどんどんやったほうがいでしょう。

むしろサブリミナル的に英語に接することも英語学習では必要なことだと思います。

「集中する」と「聞き流す」、集中して勉強するほうがメインで聞き流しは補助的なものですが、両方を織り交ぜながらやることが重要です。

もうひとつ、ポイントとなるのは量です。なるべく長時間聞くことです。最初は1日1時間以上を目標に聞き込んでください。もちろん毎日です。

慣れてきたら1日2時間以上やってください。通勤、通学の電車の中もフル活用しましょう。

脳のスペースは通常時は日本語で埋め尽くされていますから、日本語がどんどん得意になります。

1日のうちで英語を聞く時間が多ければ多いほど、脳の中で日本語を追い出して英語が支配する時間が多くなるということです。

どんな人間でも、全ての時間集中することは不可能ですから、ここは集中するという時間を決めてメリハリを持ってTOEICリスニングの勉強をしましょう。

このTOEICリスニング勉強法のメリット

2008 年 10 月 1 日

前回はTOEICリスニング勉強法の目的をお伝えしました。

今回はTOEICリスニング勉強法の柱をいくつかをざっとご紹介します。

そして次回から具体的な勉強のやり方を、順を追って丁寧にご説明することにします。

では、以下で説明するTOEICリスニング勉強法を実践することによって得られるメリットを先にお伝えしましょう。

メリットを知ることによって、勉強のやり方を信頼することができるでしょう。

ちなみに、勉強のやり方が信頼できていないと、学習効果は上がりにくくなります。

それどころか、「こんなことやってて本当に上達するのかなあ」と思いながらやっていては勉強に身が入らず挫折しかねません。

■このTOEICリスニング勉強法のメリット

・TOEICのスピードについていけるようになります。

・音のズレを修正できます。

・リエゾンをマスターできます。

・英語を英語の語順で理解しやすくなります。

・ついでに単語をたくさん覚えられます。

■TOEICリスニング勉強法

リスニング・・・英語の音声を聞くこと。

音読・・・スクリプトを見ながら英文を声に出して読むこと。

オーバーラッピング・・・スクリプトを見ながら英語の音声を聞き、同時にかぶせるように声に出して読むこと。

シャドーイング・・・スクリプトを見ずに、英語の音声を聞いたと同時にその英語をマネて声に出すこと。シャドウとは影のことですから、文字通り影のように音声について発声していきます。

リピーティング・・・繰り返し音読して暗唱してしまうこと。

ディクテーション・・・スクリプトを見ずに英語の音声を機器、それを文字に起こす勉強法。紙に書いたり、キーボードで打ち込んだり。

次回からひとつひとつ説明していきます。

TOEICリスニング勉強法 「音の思い込み」を直す

2008 年 9 月 30 日

TOEICリスニングセクションで高得点を狙うTOEIC勉強法には、普通の英語の勉強法と同じ部分とそうでない部分があります。

TOEICリスニングは、結局は基本が大事です。

まずはTOEICに限らず、普通の英語勉強法からはいっていきましょう。

「普通」とはいえ、意外とちゃんとできていない、もしくは知らない人が多いのが英語リスニングの勉強法です。

今回はTOEICリスニング勉強法の目的をご紹介します。

そして次回から詳しい勉強のやり方ご説明することにしましょう。

TOEICリスニング勉強法の目的は、音のズレを修正し、正しく素早く英語が聞き取れる耳と脳を養成することです。

音のズレとは、自分が思いこんでいる音と、実際に聞こえてくる英語の音が違っているということです。

例えば、hospitalというごく簡単な英単語ひとつをとってみても、「ホスピタル」と思い込んでいる人は多いですが実際には「ハスペロウ」のような感じで聞こえているはずです。

カタカナで表記するのは多少ムリがあるのは承知していますが、説明の為の分りやすい例ですのでご了承ください。

試しに、上記のhospitalを実際に発音してみてください。

音声がないのでイントネーションが分らないかもしれませんが、雰囲気でいいので何となく英語っぽくしてみてください。

おそらく、ハスペロウの方が英語っぽく聞こえたと思います。

単語だけでなく、もちろん熟語にも音のズレは存在します。

例えば、have toは「~しなければならない」という意味ですが、ハブトゥではなくハフタと聞こえるはずです。

このように、自分で思っいる「この単語・熟語はこう聞こえるはずだ」というのと、実際に聞こえる音には違いがあることがあります。

発音が違うと英語にリズムが狂います。

TOEICは発音するテストではありませんから、TOEIC勉強法という観点からすれば、必ずしもキレイな発音ができる練習をする必要はありません。

しかし、この音のズレ、すなわち英語の発音を意識しないことにはいつまでたっても上達が望めません。

このことを強く意識して次回に進んでいきましょう。

※参考文献:「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」(著:池谷裕二 講談社)

TOEICリスニングセクション概要

2008 年 9 月 29 日

TOEICリスニング勉強法をスタートするに当たって、まずはTOEICのリスニングセクションがどんなテスト形式かを知りましょう。

■TOEICリスニングセクション問題形式

問題数:100問。

時間:45分間。(ただし、最近のTOEICテストでは46分間ということが多いです。)

パート1~パート4まであります。

TOEICリスニングパート1:写真描写問題(Photographs)・・・1枚の写真があり、4つの説明文が英語で放送されます。その中で写真を最も正しく説明しているものを1つ選ぶという問題です。TOEICの中で最もカンタンな問題といえるでしょう。ただし、油断は禁物です。10問出題されます。

TOEICリスニングパート2:応答問題(Question-Response)・・・質問文、または普通の文が英語で放送され、それに応答する英文が3つナレーションされます。最初の質問文、または普通の文に最も的確な応答をしているものを3つのうちから1つ選ぶという問題です。会話は問題用紙に印刷されていません。出題される英語は短文ですので、スグ過ぎ去ってしまいます。集中して聞いていないといけません。30問出題されます。

TOEICリスニングパート3:会話問題(Short Conversations)・・・2人の会話が英語で放送されます。会話の英文は問題用紙に印刷されていません。だいたいの問題が2人が交互に2回しゃべるという会話形式です。1つの会話につき設問が3問用意されています。設問は印刷され、放送もされます。設問は4択形式です。その中から、放送された英会話文と設問文で聞かれていることに合った内容の選択肢を1つ選ぶ問題です。会話は全部で10回、設問は全部で30問出題されます。いろいろなテーマが話題になりますが、ビジネスシーンが多いです。

TOEICリスニングパート4:説明文問題(Short Talks)・・・会話ではなく、1人が英語でナレーションします。その英文は問題用紙には印刷されていません。設問は各トークにつき3問出題されます。トークは全部で10回、設問は全部で30問出題されます。設問は印刷され、放送もされます。コマーシャルや飛行機の機内アナウンス、天気予報など、いろいろなテーマが出題されます。長いものは最長でも1分くらいの英文です。

各パートの前にそのパートの説明が英語で説明されます。

解答方法はマークシート式です。

では、次回からTOEICリスニング勉強法を始めていきましょう。